愛は惜しみなく与う④
困惑
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「え?ほな朔の弟がsilver KINGの総長!?」
泉からふんわりと説明されて、衝撃的すぎて言葉を失った。
え?今から戦うのが朔の弟?
ほんでなんて?
オトンが赤羽組の情報を売ってる?
あかん、よくわからへん
「ややこしいよな。とりあえず水瀬のところに行こう。スコーピオン絡みだろうから」
「やっぱり…朔は。何で脅されてた?あたしのネタ?」
そりゃそうか
水瀬に会いに行くんやもんな。
弟とか父親なら…別にあたしに壁作ったりせんわな
「帰ったら朔から謝ってくると思うから。そしたら聞いてやって」
「分かった」
あたしは覚悟してるよ
多分朔が…あたしを守るためについてくれた嘘やろうけど、それを受け止める事はできる。
だってあたしが怖いのは
みんなが傷つく事やから
「少しいいですか?」
「どうかしましたか?」
志木が改まって声をかけてくる。なんだなんだと振り返れば、そこには真剣な顔をした志木がいた。
えらい大事な話みたい
「ここで話す?」
「え?ほな朔の弟がsilver KINGの総長!?」
泉からふんわりと説明されて、衝撃的すぎて言葉を失った。
え?今から戦うのが朔の弟?
ほんでなんて?
オトンが赤羽組の情報を売ってる?
あかん、よくわからへん
「ややこしいよな。とりあえず水瀬のところに行こう。スコーピオン絡みだろうから」
「やっぱり…朔は。何で脅されてた?あたしのネタ?」
そりゃそうか
水瀬に会いに行くんやもんな。
弟とか父親なら…別にあたしに壁作ったりせんわな
「帰ったら朔から謝ってくると思うから。そしたら聞いてやって」
「分かった」
あたしは覚悟してるよ
多分朔が…あたしを守るためについてくれた嘘やろうけど、それを受け止める事はできる。
だってあたしが怖いのは
みんなが傷つく事やから
「少しいいですか?」
「どうかしましたか?」
志木が改まって声をかけてくる。なんだなんだと振り返れば、そこには真剣な顔をした志木がいた。
えらい大事な話みたい
「ここで話す?」