Sugar Love 番外編③

復職

お風呂上りの柚葉が書斎へやって来た。



肩紐だけのナイトドレスで近づいてくる。



琉聖は柚葉の腰に手をやるとふわりと柚葉を持ち上げて膝の上に乗せた。



「まだ少しかかる 先に寝ていなさい」



頬を撫でると柚葉はその手に頬を寄せた。



「柚葉?」



「おやすみなさい」



柚葉は琉聖の膝の上から降りてそっと琉聖の唇にキスをした。



そして書斎から出て行った。



仕事をしたいのはわかる。



働いて欲しくないというのが琉聖の正直な気持ちだ。



仕事をした方がいいのだろうか。



その方が毎日に張り合いが出て良いのかもしれないな・・・。


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