ピンポーン   ピンポーン   ピンポーン


……んん?なあに?

今日の朝方ようやく眠りにつく事が出来たアタシはまだ夢の中だった。

しつこく鳴り響くインターフォンに眼をショボショボさせながら玄関へと向かう。

誰だろう?この格好じゃ出られないな。

玄関に誰がいるのかをドアスコープで確認すると瑞樹が立っていた。

「瑞樹っ!」

思いきりドアを開けて瑞樹の姿をを確認する。良かった!本物だ。

「うわっ!透子、何その顔、凄い…ブ……ス……」

私の顔を指さして驚いていた瑞樹の視線が少し下がった同時に何故だか彼は言葉を発しなくなった。

「瑞樹?どうかしたの?」

「透子!!今すぐ部屋に戻って何か着てこい!!」

瑞樹の怒声で背筋が縮こまり急いで部屋の中へ戻る。

ああ、ビックリした。瑞樹ってあんな風に怒ることあるんだ……?

そういえばアタシ寝巻のままだった。寝巻って言ってもパジャマなんかはすぐに脱いでしまうからタンクトップと短パン。

これは瑞樹も怒るはずだわ。手足丸出しだもんね。

瑞樹が来てくれて事で我を忘れてしまったのね。