美術室のユーレイ





「舞空と話がしたかったからさ……もう一度」


「え?」


最後の部分が聞き取れなくて聞き返した。


「もう部活の活動時間過ぎてる。舞空、そろそろ帰ったほうがいいよ」


もうこの話は終わり、と言うように前を向いて歩き出した。


私も遅れて後に続く。



美斗くんについてはいろいろ聞いた。


でもまだなにか引っかかる事がある。


たまによそよそしかったりする。



なにか私に…隠してる?


でもなにを?



それに、なんで自殺なんかしたの?



なにが死ぬほど苦しかったの?


つかみどころがない、彼のこと。





すべて知る日はくるのかな_____。




< 73 / 267 >

この作品をシェア

pagetop