俺がお前で、お前が俺!?
本編

初日




陽葵「雄太?日直の仕事まだ終わってない?」
俺のノートを写しながら陽葵が言う




雄太「まだ。社会のくだが筆圧強いから。」
俺は黒板を消しながら答える
ちなみに、社会の先生の名前は『菅・すが』だ






陽葵「もう少し待ってて!あと少しでノート写し終えるから!」
陽葵は必死に社会のノートを写す









雄太「明日でいいぞ。」









陽葵「いや、返すの忘れたら申し訳ない。んだか、仕事のついでに待ってて。」









雄太「部活行きてー。」
まだ消せない。マジでくだは筆圧強い








俺は消し終わり、窓から部活風景を眺めた








雄太「お、ランニング終わってる。ラッキー!」








陽葵「ちょうど終わったで!はい雄太、ありがと!」
陽葵がノートを持ってきた








雄太「OK。」
俺は受け取った







強い風が吹き、俺の手からノートが飛んだ













陽葵「……!?」
なんで、俺が目の前に!?








雄太「私……私やん!?」
陽葵……いや、俺が驚く







陽葵「落ち着け、落ち着け俺……落ち着け!!」
俺は頭を抱えた



ゆうき「落ち着いてないの雄太やって!」
俺が……紛らわしい。陽葵が俺の肩に手を置く








陽葵「陽葵はなぜそんな落ち着ける??入れ替わってるんだぞ?」
思ったより陽葵が落ち着いている







ゆうき「あのな………雄太。ちょっと言いづらいんやけど……。」




陽葵「な、なに!?」
そして、陽葵は真剣な顔になった



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