ピュアな君に俺は恋をした
姉の同居
今日は手のギブスが取れる
二人で病院に行った
そこには瞳のお母さんと姉がいた

「新田さん
お久しぶりです」

母親は頭を下げた

「お久しぶりです」

「瞳。元気そうじゃん!」

「お母さん、お姉ちゃん私とっても
楽しいです
洸さんもとっても優しいです
みんなもとっても優しいです」

「そう…よかったね」

お母さんは涙を流していた

「新田さんありがとうございます」

と頭を下げられた

「いいえ」

疑問だ
なぜ母親と姉がここにいるのだろう⁇

「今日はどうされたんですか⁇」
気になったから聞いてみた
瞳の事は知らせてないし…

突然
「洸さん…私…父に暴力振るわれて…」

急に姉の柚が泣き出した

「お父さんはお家に帰られたんですか⁇」

「はい…」

と言って下を向いていた母親だった

瞳を見ると震えていた
俺はすぐに手を握った

「洸さん…私も洸さんの所に行きたい
お父さんが怖いんです」

はあ⁇こいつは何を言い出すんだ!

「とりあえず彼女の診察を受けて来ます
それまで待って頂けますか⁇」

「はい…」

母親はうなづいた

俺は瞳を連れて診察に向かった
無事にギブスは取れた

終わると母親と姉の所へ戻った
まさかこの先色々起きるとは…






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