未明の三日月 ~その後
18

詩帆が 小学生になった頃から、愛を交わす 美咲の歓びは質が変わった。


驚くほど 濃密な美咲の反応に 佳宏はのめり込んでいく。


若い頃以上に 熱く求め合うことで 美咲は 艶やかに美しくなっていく。
 


男盛りの佳宏も 美咲の反応に 熱い歓びを覚えていた。


出会った頃以上に 毎日 求め合う二人。

体を満たし合うことで 心の繋がりも深くなっていく。



佳宏は 美咲と子供達を 色々な所へ 連れて行ってくれた。


職場では 責任のある管理職なのに。


家に帰ると 子供達と係り 夜毎 美咲と熱く抱き合う。



休日も 家でダラダラしないで 家族サービスをする佳宏。



物静かな外見からは 想像もできないくらい 佳宏はエネルギッシュだった。
 


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