翔先生。




あなたは不思議な人だ。




「また来たんですか?桐生先生。困るですよね。俺は女子じゃないんですから一人で電車に乗ることできるのに……」




暗い街頭。ピンク、赤、オレンジに光り輝く怪しい街。



怪しい文字が並び、看板達が男を呼び込んでいる様。



此処は風俗が集う場所。




僕は負けない。



「さあ、帰りますよ。翔先生。こんな所生徒に見られてしまったら大変だ」



翔先生は溜め息をついた。溜め息をついて息が白く染まる。




その溜め息も綺麗なのではというくらい美しい顔をしている男性。翔先生。




「それは、あなたも同じでしょう?桐生先生。今頃、女子生徒があなたを見たら、倒れてしまうのでは?」



そうかもしれない。でも、そんなったとしても構わない。今は、翔先生。あなたが一番心配だから。



あなたは人には言えない闇がある。
毎晩金曜の夜此処で夜を過ごしているから。




私はあなたが今、自分自身を傷つけている様にしか見えない。そんなあなたを見ていられない。お願いです先生。こんなことやめて下さい。






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