【黒・超短編】開封ー人形(洗脳夢より)
空港にて
「珍しい人形を君にも体験させてあげたくって」
私達3人は彼のツレのJEEPで人形の受取場所に向かった。
彼と私は仕事の関係から、私がホノジになり求婚するも、バッサリ?(嫌、中々ねちこかったぞ(怖))ふってくれた相手だ。
なのに番犬みたいに扱われている。そんな仲だ。
そうしてる内に海岸線を見ながらJEEPをとばしていると空港に着いた。彼はいそいそと荷物の受けとり口に向かう。私達は必死でソレを追う。やがて受けとり口で、待っていた彼と合流した。「開けてみな」と彼が言うので、彼のツレとじゃんけんで負けた私が開ける事になった。
「怖いんですけど」と感想を述べチャックを一気に滑らせ開封する。そしたら、大量の体液に包まれた腐乱死体が此方に倒れてきた。私はあのバカ男の「おかしいな。相性が悪いのかな?まぁ、次は大丈夫だろう?次いってみるか」との世迷い事を耳にしながら、べちゃべちゃになったソレをどうしようと悲鳴をあげていた。



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