病院嫌いなナース 続編
悠斗の風邪
【真湖サイド】


その後は無事に結婚式を挙げることが出来て、私の名前は「中村真湖」になった。だけど職場では色々とめんどくさいから旧姓の「小松」で通してる。


「あれ…?悠斗さんまだ寝てたんだ。」


いつもなら私より先に起きてる悠斗さんがなぜかまだ布団の中にいた。


中「ん…真湖…おはよう…ハァハァ」


目が潤んでて、頬が赤くて、すごく汗かいてて、鎖骨らへんを汗が伝っててそれが無駄にエロいんだけど…。


……じゃなくてっ!


「ちょっと!悠斗さん大丈夫?」


中「ん?…なにが?ハァ」


「なにがって…顔赤いけど!ちょっあつっ!悠斗さん熱あるじゃない!?」


おでこを触ってみると、案の定すごく熱い。熱を測ってみると、38.9℃もある。


「寒い?」


中「暑い…かなぁ…ハァ」


汗もかいてるし暑いってことは、もう上がりきったか。今日は私も悠斗さんも仕事休み。


病院連れて行ってあげたいけど、動くのキツそうだから、私が病院に行って先生に薬処方してもらおう!


そのために、私が軽く診察してあげなくちゃ!
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