結婚って、こんなんでしたっけ!?  ~私と課長の成り行き結婚~
カレカノ?
たっぷり愛し合った私達は、お互いシャワーを浴び、ソファーで寛い
でいた。

スッピンなのに、気兼ねなくいれるのはどうしてなのか・・・。

不思議なものだ。


「課長、私たち付き合うでいいんですよね。」

「そうだな。」

「私達って、社内恋愛になるんですよね。」

「ああ」

「それって、もし別れたら気まずくないですか?」

「そうかもな」

その返事を聞いて、今までの過去が走馬灯のように私の頭の中を
駆け巡った。

そして、気がつくととんでもない事を口走っていた。

「じゃあ、気まずくならないように結婚してから付き合いませんか?」

私の言葉に「・・・・・?」とよく分からないという顔をした後、課長
の返事はこうだった。

「まあ、他に付き合ってる人がいるわけじゃないから、いいけどな」

「じゃあ、今直ぐ、課長の親に結婚するって連絡してくださいよ」

「あ~、まあ、いいけど・・」

そう言ってスマホで電話をかける。


「あ、俺、穂高。あのさ~、結婚しようかと思って・・・」

そう言うと電話の向こうで、慌てたような声が聞こえる。

「あー、うん、・・・分かった。」

そう言って通話を切った課長は私にこう告げた。

「明日、家の家族と会う事になった。」

「本気ですか?」

「ああ、お前が言ったんだろ。」

「そうですけど・・・。」

「まあ、これも何かの縁だ。お前も親に連絡しろ」



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