俺…お前が側にいないとダメだ
先輩の本音
放課後生徒会室に行った

そこには何人も先輩がいた

「永遠先輩話があります」

先輩達は私を睨みつけていた

「お前ら出て行け」

他の先輩達は出て行った

生徒会室は静かになった



沈黙がどのくらい続いたのか…

「俺の言う通りお前はここに来たな」

「…………」

私は悔しかった…でも芽衣を守る為

先輩は私の側に来て

「俺の女になる覚悟を決めたのか⁇」

と言ってきた

「本当に芽衣に手を出さないですか⁇
約束して下さい」

「あ〜約束する
じゃあ俺の女になるんだな⁇」

「はい…」

芽衣を守るため…私はこの人の女になる

「わかった
じゃあ今から俺の女だ」

と言って顎を持ち上げられキスをしてきた

私は抵抗せず受け入れた
初めてのキス…
好きな人としたかった…
涙が溢れた

離された時

先輩の顔が切なく見えた
気のせいか…
先輩が涙を拭いてくれた

「先輩は私の事嫌いですよね⁇
どうして女にするんですか⁇」

「それは…
俺に逆らったからだ」


まあそういう事だよね
これから何をされるのか…まあいい
芽衣に手を出さなければそれでいい

「じゃあそういう事で
失礼します」

と部屋を出ようとすると

「どこへ行く⁇」

「はあ⁇帰るんですけど」

「帰る⁇」

「はい!用事が終わったので」

と言って生徒会室を出た

部屋を出た後涙が止まらなかった



< 18 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop