医者の彼女
そのまま正隆さん達と近くのバーに来た。

友里「わー!私バーなんて初めてです。
ちょっと大人になった気分♪」

るんるんな友里とは対照的に
私のテンションはだだ下がりだ。

お金…足りるかな。

今月は飲み会にタクシーまで使ったから厳しい…。
てか私も初めてだけど、こういうバーって
いくらすんの⁇

正隆「よー和弥。おまたせ」
和弥「あぁ。……⁉︎」
正隆「たまたまそこであったから連れてきた。
あ、とりあえずここ座りな、おふたりさん。」
友里「ありがとうございます、失礼しまーす」

正隆さんの前に友里が座ったから必然的に
私は和弥さんの向かいの位置に座る。

ちなみに慶太さんは着いてすぐ、オンコールに
よる呼び出しがあったとのことで帰ってしまった。

医者ってやっぱり大変なんだなぁ。
と思いながら席についた。

正隆「なに飲む?」

友里「私、カシオレ下さい‼︎」

正隆「せっかくこういう所に来たんだから、
もっと違うの頼めばいいのに」

友里「えー‼︎なんかメニュー見てもわかんなくて…
じゃあ、おすすめってありますか?」

正隆「そうだなぁ…何系がすき?」

そういいながらメニュー表を渡してきたので
友里と一緒に見る。私の働いているバーとは大違い。
静かだし、バーテンダーさんもお洒落。

…英語とカタカナしかない。なんか、呪文みたいだな。

種類も豊富。

友里「あ!オレンジ系好きです!」

正隆「だったら…これとかどう?アプリコットと
オレンジのカクテルなんだけど…」

友里「じゃあ、それにします!美味しそう」

正隆「亜妃ちゃんは?」

「じゃ私も同じのを…」

私たちはバレンシアというカクテルを頼んだ。

…1杯1200円⁉︎やばい、どうしよう。
こんなに高いなんて…

そしてこの正隆さん、カクテルとか詳しいんだ…
いかにも女慣れしてるって感じ…こないだの
京介さんほどじゃないけど。

正隆さんはビール、和弥さんはブランデーの
ロックを注文した。
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