医者の彼女
「…でもやっぱ、私はお医者さんって嫌だなぁー。
どうせならフリーターの方がよかった。」

花凛「そういえば亜妃ってどうしてそんなに
医者を嫌うの?」

みさき「それ思ってた!病院行くように言ったときも、
病院っていうより医者が嫌いなの‼︎って言ってたし…」

友里「何かトラウマでもあんの⁉︎」

「トラウマっていうか…父親。
…父親がね、医者だったの。
まぁ今となっては親でもなんでもないけど…。
まぁ…その人が、愛人に子供産ませて、
その女には逃げられて、自分にも家庭があるから
私の存在は邪魔だって。…医者はお金持ってるからね。
そこに愛情なんてものはなくて、お金で解決出来る
ことは何でもお金で済ませようとするんだよ…」

みさき「…うわ、最悪。」

友里「女の敵だね…」

花凛「でも皆がみんなそういうわけでも…」

「まぁ、わかってるけどね…
でもまぁそういう親だったからさ、
何となく…同じ仕事の医者とは
付き合いたくないって…思ってる…わけで。」

友里「…葛藤してるわけね、可愛い♪」

…可愛くはないでしょ。

みさき「…でも時間の問題でしょ。
亜妃はなんだかんだ和弥さんが好きだもんねー?」

花凛「強がってはいるけど、ちゃんと乙女だしね♪」

突然出てきた"和弥さん"というワードに
昨日の事を思い出して、飲んでたお茶を
吹き出しそうになった。

…てか、ちゃんと乙女って何よ…
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