【短】きみとかえるのおしまい
あとがき



こんにちは、マポンです。

「きみとかえるのおしまい」を最後まで読んでくださってありがとうございます。


いかがでしたでしょうか。



【蛙化現象】
という言葉をご存知でしょうか。

好きな人が自分に好意を持ったとたん気持ち悪く感じてしまう心情のことをそう呼ぶのだそうです。


わたしの身近にもその現象にあてはまる人がいます。片思い中はキラキラしていてとても幸せそうなのに、両思い、もしくはそれに近い状態になると苦しそうにしていました。


「きみとかえるのおしまい」は、そんな難しくて厄介な現象とは少し違うかもしれませんが、それに近い形のお話として書きました。幸せだった、でも今は苦しい。その複雑な気持ちを少しでも救えるような、そんな期待を込めてエルナたちの葛藤を描いていきました。


自主企画の短編として、タイトルにもこだわり、3つの意味を持たせました。ちなみにエルナたちの名前にもこだわって、考えて、物語を作っていきました。楽しんでいただけたら嬉しいです。



改めて、最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。



――キミとか、エルの、おしまい。


この《おしまい》が
ちょっとした幸せになりますように。



2020/05/01
マポン

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