結局、真由を迎えに行ったのは、お昼を過ぎた後だった。
申し訳ない気持ちでいっぱいの私に反して、真翔さんはとても機嫌がよい。

「よかった。うまくいったみたいね」
そんな真翔さんを見て言った礼華さんの言葉に、私は恥ずかしくなり俯いた。

「二人ともありがとう。真由は?」
真翔さんは何も気にしていないようで、リビングを見渡す。

「ふたりともお昼寝よ」
そう言うと、礼華さんはリビングのモニターを指さした。
隣の部屋のベッドですやすやと眠る二人の映像に、私はホッと安堵した。

4人で礼華さんの手作りのお菓子を食べながら、ゆったりとした午後の時間を過ごしていた。

「それにしても本当によかったよ。お前が幸せそうで。俺だけ幸せだと申し訳なかったからな」
副社長改め悠人さんは、真翔さんをからかうように言った後、私を見た。