あれからあっという間に月日が経過した。

美暖は両親と祖父母、叔父の愛を一身に受け、スクスクと成長した。

フワフワとしたライトブラウンの癖毛に、同色の光彩と大きな瞳、色白な上にピンクの薄い唇は、これまた日葵と同様、イングリッシュロップ(耳長ウサギ)のように可愛らしい。

性格は明るく、何を見ても興味を示し、気になれば手に触れて、やりたいことにはチャレンジする。

子供らしさの中にも大人びた感性を持つ、美暖はまさしく真島家の血を引く逸材だった。

そんな美暖も早7歳。

この春、私立の小・中一貫校に入学。

勉強にスポーツに夢の膨らむ学校生活は、美暖の未来に彩りを加えていた。