「下校時刻の直前、僕は清掃を終えてある場所に向かいました」

ある場所とは当然1年生の靴箱だろうと誰もが思った。

しかし、玲音の答えは意外な場所だった。

それは・・・

「校長室です」

いやはや、担任や学年主任を飛び越えて、校長室に直談判とは突飛な行動である。

「証拠もないのに信じてはもらえなかっただろう?」

「いえ、証拠は作らないと」

玲音の言葉は的を得ず、どこか謎めいていた・・・。