虹の彼方へ~アナウンサー桐島 海斗~
出会いは突然に
お互い任された番組も安定して、俺はこの前32歳になった。

そして、蓮の誕生日ももうすぐのはずだ。


そんなある日、蓮の様子がオカシイ。


自慢じゃないが俺は毎日蓮を見てるのだ!

とにかくオカシイ。

ソワソワしてたり、イライラしてたり、ボ~ッとしてたり。

まぁ、その変化は俺しか気づいていないが…

ポーカーフェイスを装い仕事している蓮が気になる俺。

もう、今すぐにでも追求したい!!

衝動を抑え金曜まで我慢した!

泊まりに行く約束をしていたので、俺は仕事が終わり一度帰ってシャワーをし着替えて、蓮の仕事終わりの時間に局の前に戻った。

正面入口横の壁に背を預け、蓮に電話した。

が、なんかテンションの低い声が聞こえ、泊まりに行くと約束(まぁ一方的に)した事すら、忘れられていたらしい…








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