誰もがみんな、自分を守りたい。
私だってそう。だから心の奥には、大切に、
厳重に鍵をかけておかなくちゃ。


***


「も〜失礼しちゃう!
この美人が目に入らないわけ?」

探偵育成第一学校 一年 心理部
紫呉(しぐれ) あげは


×


「お前ほんとに日本人?
今んところ謙虚さ一ミリも感じないけど」

探偵育成第一学校 一年 戦闘部
万年青(おもと) ひばり


***



「ナイチンゲール」――それは、忌々しい怪盗の名。
平和な時代に突如現れた、極悪非道の夜鳴き鳥。

逃げ足の速さ、画期的な手段、華麗な身のこなし。
その全てで警察の猛追から逃れ続ける謎の正体に
痺れを切らし、一部の人々はある団体に希望を見出した。

――探偵、である。


「この学校は知っての通り
優秀な探偵を輩出するため建設された、

探偵育成学校だ」



***


「よろしくね、バディー!」

「それやめろよ」

「なんだなんだ恥ずかしがってんのかー!」

「うっせえって!」


彼らが共に歩むのは、偶然か、
それとも必然か――。



「――ダウト。」






※この物語はフィクションです。






2020.07.01 ジャンル別ランキング6位
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