奈々と凛のサプライズにより、予定より一日早く再会出来た俺達。

俺は、嬉しさでスッカリ忘れていた事があった…



土曜の朝、再会を喜び夜更かしした俺達は、寝室で3人川の字で寝ていた。

珍しく朝寝坊。

遠くでスマホが鳴っている??


今日は仕事も休みだし、たまにはのんびりしようと、寝ぼけた思考の中で結論を出した…

隣に目を向けると愛しのふたり。


現在時刻は午前9時。

普段の俺ならあり得ない。

そのまま、また眠りに落ちそうになった時、今度は内線が。

さっきより音が大きい。

奈々と凛を起こしたくない。仕方なく部屋にある受話器を手にした。


「はい」と小声で出る。

「おはようございます。柳田でございます」

「ああ。おはようございます。朝からどうしました?」

「それが、桐島様から連絡が御座いまして、日比谷様と連絡が取れないと慌てたご様子で」

「…」そこで俺は思い出す。

「日比谷様?」

「柳田さん、お騒がせしてすみません。こちらから、連絡を入れます」と内線を切った。