好色歯科医が初めて真剣な恋をしました
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ゴルフコンペの後 大西 豊と 付き合い始めた 亜紀子。


大学病院に 勤務する豊は

亜紀子の印象通り 真面目な性格だった。


ゴルフの翌日 豊から ラインが届いた。

『昨日は ありがとうございました。』

豊の人柄を 思わせる 丁寧な言葉に 亜紀子は微笑む。

『私こそ。ありがとうございました。とても 楽しく プレイできました。』

『よかったー。疲れませんでしたか?』

『コースに出たのは 久しぶりなんで 今日は 足が痛いです (笑) 大西先生は 大丈夫ですか?』

『僕は 大丈夫です (笑) 亜紀子さん ゴルフ上手いですね。』

『好きだけど。全然 上手くないですよ?大西先生こそ。飛ばしますねぇ。』

『僕は 距離だけ。方向音痴なんです (笑) 今度 一緒に ゴルフに行きませんか?』

『はい。喜んで。』


ラインの返信も リズミカルで。

豊の 誠実さを 亜紀子は 感じた。


その日から 豊は 毎日 ラインを送ってきて。

亜紀子は 豊のラインを 待つようになっていた。





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