諦めた心
⒊離婚

突然帰ってきま娘に母は、
「お帰り、一華。」
「母さん、ただいま。
しばらく、ここから通勤してもよい?」
「なに言ってんの。
いつまでもいて、構わないわよ。
日和も喜ぶわよ。」
「ありがとう、母さん大好き。」
と、母に抱きつくと母は
「嬉しい。
小さい時は、母さんにべったり
だったのに。」
と、本当に嬉しそうだった。

私は、そんな母に心配かけたくなくて
直ぐには言えなかった。

母は、私が父の命を奪ったのに···
父を大事にしていた母なのに····
悲しみもはかりしれないのに····

一度も私を責めることもなく
「お父さんが守った命だから
お父さんの分も幸せになろうね。』
と、言ってくれた。

それなのに
私は、大好きな父を亡くして
悲しみにくれてばかりで
母と兄にひどく心配をかけた。

沢山の苦難を乗り越え
大好き父と同じ仕事につくために
必死に勉強した。
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