復讐の華

沈みかけの椅子


◇◇



「私以外が姫になるなんて、耐えられないっ…!手伝ってよ、ね…?」


自分では手を汚さず、欲しいものは決して逃したくないプリンセス。


過去に犯したことなんて都合良く忘れて、こうして罪を重ねていく。


目の前の欲に溺れ、その地位は崩れかけていることなんて気付かずに。



◇◇

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