Everlasting Love〜きみに捧げる永遠の愛の歌〜
4.蒼き日々の記憶
『かほ〜あ〜そ〜ぼ〜』
窓の外から聞こえるその声に私はすぐに反応し、ベッドから飛び起き窓を開けて下を見下ろす。そこには眩しい笑顔のそうちゃんがいた。
幼馴染のそうちゃんはいつも家で閉じこもっている私の家にこうして私を連れ出しにきてくれていた。
当時小五の私、そうちゃんは中学生になっていた。学校からそうちゃんがいなくなって、居場所がなくなった私は不登校になっていた。そうちゃんはそんな私のことをいつも気にしていくれていた。
かっこよくて明るくて優しいそうちゃん。私はそうちゃんのことが大好きだった。
『そうちゃん。』
『んー?』
『私そうちゃんとずっと一緒にいたい。』
『じゃあ、結婚を前提としたお付き合いってやつでもするか?』
『いいの?そうちゃん大好き!』
大人からしたらただの子供の可愛らしい約束事みたいに思えるだろうけど、私にとってそうちゃんは全てだった。
そうちゃんは私の理解者だった。
声変わりが始まって、学ランを着て、日に日に大人びていくそうちゃん。それでも私に向けてくれる笑顔は変わらなくてそれが嬉しくてたまらなかった。
そんなそうちゃんが夢中になれるものを見つけた。
窓の外から聞こえるその声に私はすぐに反応し、ベッドから飛び起き窓を開けて下を見下ろす。そこには眩しい笑顔のそうちゃんがいた。
幼馴染のそうちゃんはいつも家で閉じこもっている私の家にこうして私を連れ出しにきてくれていた。
当時小五の私、そうちゃんは中学生になっていた。学校からそうちゃんがいなくなって、居場所がなくなった私は不登校になっていた。そうちゃんはそんな私のことをいつも気にしていくれていた。
かっこよくて明るくて優しいそうちゃん。私はそうちゃんのことが大好きだった。
『そうちゃん。』
『んー?』
『私そうちゃんとずっと一緒にいたい。』
『じゃあ、結婚を前提としたお付き合いってやつでもするか?』
『いいの?そうちゃん大好き!』
大人からしたらただの子供の可愛らしい約束事みたいに思えるだろうけど、私にとってそうちゃんは全てだった。
そうちゃんは私の理解者だった。
声変わりが始まって、学ランを着て、日に日に大人びていくそうちゃん。それでも私に向けてくれる笑顔は変わらなくてそれが嬉しくてたまらなかった。
そんなそうちゃんが夢中になれるものを見つけた。