この恋シークレット   ~アイドルと運命の出逢いをしました~
いつもの様に5人で円陣を組む。周りには、コンサートのスタッフ達、マネージャー、そして社長まで駆けつけ5人を見守る。

「いよいよ最終公演だ。今日まで沢山の人に支えられ、無事迎えられたこの公演、成功という形で感謝を伝えよう。そして、蒼の門出を見守ろう。行くぞ~」と晴の声。

「「「「おお!」」」」と4人が応える。

周りのスタッフ達からは拍手で見送られた。

舞台に上がる寸前、社長から蒼に声が掛かる。
「蒼。よく頑張ってきた。後悔のないように思いっきりやり切れ」

「はい!」蒼は笑顔で返す。

運命の火蓋は切られた。




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