この恋シークレット   ~アイドルと運命の出逢いをしました~
翌日、葵が先に目覚めた。身体のアチコチが痛い。そして、蒼に後ろから抱きしめられている現実に、昨夜を思い出す。

急に恥ずかしくなり身悶えしていると、
「クスクス」と蒼の笑い声。

思わず振り返った葵だが、お互い裸の状況を思い出し「キャッ」と声を上げる。

「葵、反応が可愛すぎる。俺を煽ってる?」

「そんか訳ないよ…」

「でも、葵が可愛すぎて、我慢出来ない…」

お昼前に起きたはずが、夕方までベッドで過ごしてしまった。

そして、同棲後初めて一緒になったお休みは、あっという間に過ぎていった…

蒼は大満足の休日になり、葵はクタクタな休日になったが、ふたりとも幸せを感じている。ずっとずっとこの幸せが続く事を願う…













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