先生。


 私が大好きになったのはね、先生だったの。


 あなたにわかるはずがない。

 届くはずもない。

 もう会えるのかもわからない。

 わかってるの。

 でも大好きなの。

 だから、ごめんなさい。

 先生のことが大好きなんです。





ーThe Math Book[私と先生が過ごした二年間の記録]ー

あらすじ

中学二年生の私はいわゆる「落ちこぼれ」に分類される人間だった。
大人しいくせに成績はいつも底辺。
そんな冴えない私が塾にいくことになり、そこで塾講師「Z先生」に出会う。
私たちはそれから二年間、別れの日が来るまで、笑いあい、ふざけあい、時に傷つきながらも絆を深めていく。私はいつしか、憧れなのか恋なのかわからないが、Z先生のことをずっと考える様になってしまっていた。そんな二年間を記録した実話である。

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