意地悪執事はお嬢様を独占したい
Ⅲ. 意地悪執事の独占欲が強すぎる
藍くんに告白された次の日。
藍くんのことで悩んで悩んで寝るの遅くなり朝は寝坊して一条に叩き起された私です。
「行ってきます」
朝の準備を終え、一条と家を出た。
学校につき教室に向かう。
……なぜか一条も一緒に。
いつもなら一条はそのまま職員室に向かうので玄関で別れるが今回は教室まで一緒だった。
ドアを開け、二人で入ると
「おはよ、千結ちゃん」
と声が聞こえビクッと肩が跳ねた。
「お、おはよう、藍くん」
あいさつを返す。
昨日ああ言われ普通にしろなんて無理に決まってる……!