年下男子にご注意を!
変わる関係
※※※



「ふーん…」


今は、カフェで和泉くんと向き合って話し中。

ミルクと氷がたっぷり入ったアイスティーのプラスチックカップを右手でグルグル回して撹拌(かくはん)させ

左手で頬杖をついてその様子をボーッと眺めている。


「…で?」


突然、ピタリと動きを止め

あたしの顔を覗き込んできた。


「『で』って…?」


「だから、何でそんな約束したのって話っ!」


「え…、だって…」


あの後、結局椿ちゃんのスコアが茂木くんよりも高くて

2人で遊びに行く話はなくなった。


…のに、なぜ?
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