「ねぇ、サーラ。俺と結婚してください」

銀髪サラサラで、アメジストの瞳を持つ、キラッキラのこの国の王子さまは、

まるで映画か何かで見た様に片膝をつき、私の手を取って求婚してくる。

そんな彼を冷めた目で見下ろしながら、いつものように私は間髪入れず

お断りの科白を吐いた。

とても迷惑そうに顔を顰める事も忘れずに。

「心よりお断り申し上げます」

「え?その言い回しおかしくない?」

「全くおかしくありません」

握られたままの手を無理矢理引っこ抜き、自分の部屋へ戻る為に踵を返した。

あらすじ

葉月 桜 25才 OL。
お風呂で滑って転んで、気付けば何故か戦の真っただ中に落ちてしまった。
異世界でもたくましく平穏に生きていこうとするけれど、何故かVIP扱いに。
しかもキラキラ王子に求婚されまくり。
果たして彼女が望む平穏無事な生活が手に入るのか。
ほんのりラブコメストーリです。

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