俺様社長⁇溺愛パパ⁇二重人格な御曹司に愛されています
鈍感⁇
「おい!」

腕を掴まれた

振り向くと社長

「社長⁇」

「お前!朝…姫華にあんな事しておいて
"出て行け"とは言ったが
まさか男とデートとはな
どんな神経してんだ!
あいつはうちの会社のやつだよな⁇」

「誘われて
食事をしただけです」

「ふ〜ん
彼氏なのか⁇」

「いいえ
大学時代の友達です」

「友達ねえ
そんな風には見えなかったがな!
楽しそうに食事していたよな⁇」

「見てたんですか⁇」

「見ていたんじゃない!
見えたんだ!
商談が終わって食事をしようと思ったら
お前達がいただけだ!」

「あのう…腕離してもらえませんか⁇」

「俺の勝手だろう
お前はうちの家政婦だろう⁇」

「出て行けと言われましが…」

そんな言い合いをしていると

「何してるんですか⁇」

えっ!湊⁇帰ったんじゃないの⁇

「お前には関係ない」

「俺の友達ですから
手を離して下さい」

「はあ⁇お前には関係ないって言ってるんだ
俺とこいつの問題だ行くぞ!」

腕を引っ張られた

湊を見つめ

「湊…ごめん」

そう言って社長について行った

車の前に来て

「乗るんだ」

「えっ!」

「乗れ!」

無理やり乗せられた

「マンションに帰る」

苅田さんが

「承知しました」

車がゆっくり動き出した

車内は無言

湊…"ごめんね"と謝るしかなかった
会社で何か言われたら…どうしよう
会社の社長にあんな事言ったし…
クビにならないよね…








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