……それでも、先生が好きです。


高校2年生の冬、突然病気の宣告を受けてしまった私……。

治療も受けたけれど、その間に私を見る周りの目はすっかり変わってしまった。

ひとりぼっちになった時間を支えてくれたのは、家族を除いたらほんの一握り。

その一握りの中に、先生がいてくれた……。


分かってるよ。本当は考えてはいけないことなんだって……。

それなのに、先生は私のために思いがけない行動に出てくれていた。

この心の揺らめきは間違いなく私の初めての気持ち……。

先生……、こんなわがままを一歩ずつ、一緒に進めてもいいですか……。

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親友の生徒:原田結花(16歳 高校2年生)
担任の先生:小島陽人(25歳 教師歴3年目)

二人が単なる「学校の生徒と先生」という枠じゃなくて、
それを超えたお互いの存在の意味を確かめ合いながら
気持ちを一つずつ積み上げていく約2年間の純愛物語を
あたしは隣でずっと見ていた。

結花…、初めてなのに本当に頑張ったよね。
泣いて、笑って、喧嘩もして、また泣いて…。

それでも「一緒にいたい」と思った人が先生なら、
その気持ちは誰も反対できない、
「本物」の恋愛じゃないのかな?

最後に最高の笑顔が見られたんだもん。

二人を見ていて、あたしはそう思うよ?

(結花が「私のひとりだけの親友」って言ってくれた佐伯千佳より…)

あらすじ

病気と周囲の影響で高校を退学した結花と、彼女の進退を自分の指導力不足だと負い目を感じていた陽人。
そんな二人が偶然再会したとき、止まっていた心の針が再び動き出す。
先生…、もう一度…、この気持ちを信じてもいいですか…?

※これまで同作に取り入れられなかったエピソードを大幅に追加。大好評の原案はそのままに本サイト用に全編書き下ろし。結花と陽人による「先生と生徒の恋物語①」の完成版をお届けします!

この作品のキーワード
先生と生徒  淡い初恋  禁断の恋  闘病生活  学校中退  心のリハビリ  恩師  遠距離恋愛  相互視点