ベットルームの中央に鎮座するキングサイズのダブルベット。
頭を擡げたら、直ぐに寝落ちできそうな白くフカフカの安眠枕が二つ並び、ベットスプレットの柄は今流行の北欧風。


「此処で一緒に寝るんですか?」

「そうだけど…これだけ大きなベットだ…寝相が悪くても大丈夫だよ。梓」

「ですね…」

やっぱり…私だけかもしれない。
夜の夫婦生活は皆無だと思っていたのは。

「隣の部屋はウォークインクローゼットだ…」

「あ、はい…」

ウォークインクローゼットの中に入ると既に雅樹さんのスーツやネクタイ、時計などがキレイに整理整頓され、仕舞われていた。