『信じる方が、無駄ですよ。......愛なんて』


目を背けて、小さな声で呟いた。


君は静かに、泣いていた。


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“禁忌”─五家と影は決して、恋仲なるべからず。


“禁忌”を冒したものの行方は、


誰も知らぬ。


٭・。❁。.*・゚ .゚・*.❁。.*・٭・。


「俺が愛していると言ったら、君は困る?」


顔を真っ赤にした、君。

可愛くて、愛しくて。

君の言動の一つ一つに翻弄される俺は、

君に溺れているのだろう。


「お望みは、私ではないでしょう?」


見透かした瞳に、笑みが漏れて。


君が手に入るのならば、
何を犠牲にしてもいいと思えるほどに。


「愛してるよ、どうしようもないくらいに」


─偽りに咲く、愛の花─

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