バレンタインの時期になり、彼等は冬用の裁縫とデザインをしていた。正樹に教えてもらいながら、授業中に寝たりせず、真剣に講師の女性、花見純、という女性の話を聞いていた。どんな服が自分に合っているか、色合いが似合うか、ちゃんと、検討しないといけない。最近、マリンスカートが流行っており、冬と夏に着れる、スカート等、凛は必至に考えた。今日は、服の作り方を習い、デザイン通り、洋服を作っていく。有名な女性の、ファッションショーの服装も見せて貰った。それは花見純と言い、講師に来ている、女性だった。この間のデートで、見た映画で―――チャラオ、言う、男性が出演していて、それを思い出してしまい、凛は大爆笑だった。
『―――ちょっと・・・貴女・・・私の修業を聞いてるの?貴女の成績では、卒業は難しいと、言われているの、知っているでしょう?もう少し、真面目に勉強しなさい。』
花見純ははっきりと言い、凛は慌てて『―――すみません・・・先生。』と、ちゃんと、謝った。
花見純はほーっと溜息を吐くと、『―――ったく・・・』と言った。周りの友達には、がやがやと、馬鹿にしたような声が、聞こえて来た。彼女は俯くと、じわっと涙を零した。思いだし笑い、しただけなのに。凛はふーっと、溜息を漏らした。彼女は授業が終わると、そのまま帰る事にした。彼女は家まで、十分程で、宿題をだされてしまった。
それは、一週間後迄に、洋服を一着用意してきなさい。ちゃんと、見立ててあげるから―――。
但し、自分で決める事―――貴方のセンスが問われているのよ?失敗したら、卒業は難しいから。

―――だから

真剣にやりなさい―――