彼女は今、出先から帰る所で、電車の中だった。バイト帰りで、電車ではアメリカの電車であり、今日は、自分の誕生日であり、家族と御見合いを兼ねて、食事をする事になった。凛はずっと好きだった、高橋直哉と付き合っており、二人で祝おうとしていた。彼女は―――凛はずっと好きで、正樹の事は、兄貴の様に思っていた。中村正樹と食事をする事になり、彼から電話を貰った。
『―――御前・・・今日は、誕生日だから!!!家族で・・・祝う事になったんだけど、良いよな?こっちも、そろそろ大学の授業が終って、今から、ホテルのレストランに行くから、ちゃんと、来いよな?』
其の言葉に、彼女は『ちょ・・・っつ・・・』と、電話を切られてしまった。彼女は高校生になり、御見合いをする事になり、困っていた。正樹の気持ちに気づかない訳がない。本当は、五歳くらいの頃から、自分は正樹に好意を持たれている。だけど、彼女は幼稚園の時から、一緒だった、高橋直哉が好きだった。高橋直哉は一緒に過ごしており、今迄、バイトも一緒にやっている。彼もアパレルを目指しており、一緒に仕事をしていた。バイトの帰り、ふと思った。
『―――ねぇ・・・この際だから、貴方も一緒に来て・・・彼を説得しなければ!!!そうじゃないと、貴方と一緒にいられないわ。』
凛と直哉は二人で行く事になり、何もされないように、一緒に会食に行こうと思い立った。自分の気持ちを言わなければ―――。

―――直哉と・・・一緒にいたい・・・