俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
6.真実
~橘結菜side~

こんな嬉しいことあるだろうか?

改めて京都で自分の隼斗に対する愛を認識したわたしに、隼斗は結婚しようと…。
周りの誰がなんと言おうと絶対結婚すると…言ってくれた。

気づいたら涙が溢れて…自分から隼斗にキスしてた。

そしてまた求め合うわたしたち。

何度求めてもまたすぐに求めたくなる。

気づけばもう夜。

「腹減ったな。」

隼斗がボソリと言ったので時計を見るともう8時。

「丼でいい?」

「なんでも。」

冷凍庫にあった鶏肉を使って親子丼とワカメのスープを作った。

2人でおいしくいただき、お風呂に入って、隼斗は残っている仕事があるからとPCを開いてにらめっこ。

そしてわたしは、出張の洗濯物を回しながら、ふと思い出し、ローボードの引き出しにしまっておいたおばあちゃんの形見を取り出し、中身をはじめて開封した。



もっとはやく開封すればよかった…。


そこに書かれていたのは…



衝撃の事実だった。
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