腹黒幼馴染、天使を捕獲する。
ファーストキスは妥協で僥倖?
それからだ。
なぜか懐かれてしまったようで、事あるごとに呼び出されるようになった。

まあ、私は大学も決まって、ヒマだったからいいんだけどね。
それに、私達姉妹は中身が全然違うのに、外見だけはよく似ているからかもしれない。

メグの代わり?

だとしても、それもお互い様。
絶対に望みはないし、未練ももう残ってないんだけど、やっぱりこのお顔は好みかもしれない……。
会えば目の保養になる。

お互いの秘密の共有と好みの一致で、親近感が湧いたんだと思う。
私は賢人にかなり気を許していた。
 

そんな時だった。
見てしまったんだよね……。


引退はしたけれど、生徒会の雑用を手伝った帰り道、お腹が空いたので、ラーメンを食べて帰ることになった。

透き通ったスープが美味しいと評判のお店で、鶏塩ラーメンを堪能する。温かいスープとあっさりした鶏チャーシューが絶品だった。

食べ終わった後、外は真っ暗だったので、賢人が家まで送ってくれたのだ。

歩くこと15分。
自宅のすぐそばにある小さな公園に、見覚えのあるシルエットが、2人。

公園を照らすライトもなく、暗いところにいる2人はしっかり抱き合って、そして……キスをしていた。

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