「さて、どうしてやろうかな。」焼きマシュマロのようにじわじわ溶かされて、焦がされる。
恋愛に全く興味のない、ほっこり系超酒豪女子、杏花(きょうか)は中学生に見える大学4年生。
誰にも言えない悩みを密かに抱えつつも、まったりとした日々を送っていた。
そんな彼女が危険な香りのするオオカミのような男性、暖人(はるひと)と出逢って惹かれ合う。しかしこの彼は杏花の母親ととある関係にあり・・・。
そしてもう一人、うさぎの皮を被ったライオンのような男性に迫られたりもして、平穏だった毎日に流星群のようにドキドキと切なさが降り注ぐ───。
近づきたいのに近づけない、初めて知った熱過ぎる気持ち。
色々な愛のカタチ、色々な夢のカタチ。それらはいびつだからこそ尊い。
タイトルが★★で挟まれている章→暖人視点
タイトルが☆☆で挟まれている章→杏花視点
※物語の中に表れてはいませんが、少し未来のお話です。