孤独のその先に
第2章

亀裂

__ここ最近、傷だらけの人が増えてきている。


今日だってそう。


「あ、美羽さんこんにちは!」


下っ端の1人が挨拶をしてくる。


『こんにちは』


顔をみると、うっすら額に切り傷が。


『その傷どうしたの?』


そう聞いても教えてくれない。


なにかあったのかな?


私だけ現状を知らないのも嫌だ。
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