私達には、関わらないで!!

···報告


理伯父さんとゆかりちゃんは、
とても心配していたみたいだが···

「陽菜乃、おはよう。
    ぐっすり眠れた?」
「うん。ママも眠れた?
あの、おじちゃんは?」
「うん。眠れたけど
ひながいなくて寂しかった。
それと、おじちゃんは帰ったよ。」
「クスっ、ひなも寂しかったよ。」
と、私に抱きついてくる
そんな娘が可愛くて
可愛くてたまらない。

陽菜乃と話をして
ゆかりちゃんが作ってくれた
朝ご飯を一緒に頂いて
陽菜乃を幼稚園へと送ってから
レストランに戻り
伯父さんとゆかりちゃんに話した。

話だけだから
わかりづらいだろうが
「成人男性が、食事を取らず
睡眠を削って10キロ以上落ちるなんて
あり得ない。」
と、伯父さん。
「いったい、何が、どうなってるの?」
と、ゆかりちゃん。

私は、ただ、ただ、悠真の体調が
心配だった。
ベッドから起き上がる事も
出来ない悠真を見てしまったから····

だが、陽菜乃に関しては
陽真君には、厳重に口止めをしている。

陽菜乃に何かあったら
私は普通ではいられない。

陽菜乃は、私にとって
生き甲斐で、私の命だ。
だから、慎重に慎重を重ねて
安心できるまでは
口にださないと約束をした。

それからは、
陽真君と早乙女さんに
一日一度、悠真の様子を
訊ねている。

陽真君は、大学もあるのに
鎌倉に通っていたから
その分もきちんと行くように
伝えた。

早乙女さんから、
翌日目を覚ました悠真が、
ひどく落胆していた事を
教えてもらった。

うふっ、今は自分の体を大事に
して欲しい。
悠真の体調が落ちついたら
もう一度、会って話す事を
約束した。
早乙女さんを通して

直接に私とやり取りができない事を
悠真は文句を言ったらしいが
陽真君が、慎重には慎重を
重ねた方が良いと
また、親父に邪魔されかねない
と、言うと悠真は黙るしかなかった。

今は、点滴と口からの栄養を
とるようにしているが
社長である悠真の父親が
直ぐにでも仕事に戻るようにと
あの秘書を通して伝えてきた
と、早乙女さんからきいた。

悠真は、二日目には
専務室に戻り
たまっている仕事をしながら
栄養もとるようになりました。
と、早乙女さんからお礼を言われた。

私の力ではないが·····

それから10日後に
陽真君は、悠真と早乙女さんを
連れてソライルに来た。

理伯父さんとゆかりちゃんと
話して様子を見て
陽菜乃を会わせようとなり
陽菜乃は、ゆかりちゃんと
一緒に部屋にいる事に。
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