私達には、関わらないで!!

···悠真


陽真が会社に入り
専務としての日々が始まった。

社長会で陽真が時期社長、
時期石川財閥総帥となる
話は通している。

驚かれた社長もいたが
陽真が筆頭株主であることを
伝えるとみな納得してくれた。

日に日に仕事を覚えて
新た取り組みが始まる
若い陽真だが·····
陽真の手腕には目を見張る

陽真は常々、俺に勝てないと
言うが、充分だと思っている。
丸一年は、陽真と共に動き
二年目からは、自分の会社も
少し動かしながら
三年目には、半々
四年目には、石川を退社した。

経営コンサルタントとして
石川とは契約をしている。
必要あれは、石川全社にも入る

ずっと経営してくれていた
友人達の依頼で海外にも行く。

まだまだな会社ではあるが
やりがいがある。
早乙女には陽真についてもらった。

俺の会社は、男性社員を二人
入れて三人でやっている。
この二人も優秀だ。

実は石川で働いていた課長達だが
俺について行きたいと
陽真に直談判したらしく
陽真から話があった
ありがたい話で助かった。

芽依に嫌な思いをさせたくないから
男性の社員が欲しかった
それに彼らは、とても優秀だ。
< 57 / 65 >

この作品をシェア

pagetop