私達には、関わらないで!!

···芽依


陽菜乃が小学校に入学するまで
休職の先生の変わりに
学校へと入る。

陽菜乃がサンタさんへ
お願いしたことは
一時保留にしてもらい····。。

悠真も陽真君について
忙しいのに無理言っていると
思っていると····

悠真は、
「芽依が教師になるのに
どれだけ頑張っていたか
知っているし
見てきたから
教壇に立たせてあげたい。」
と、言ってくれた。

本当に、優しくて私には
もったいない夫だ。

あの記者会見から
女性からのアプローチが
すごくて引きそうになるが
きちんと私へ愛情表現をしてくれる
だから、心配していない。

綺麗な人、美しい人は沢山いる
私には歯が立たないだろう。

でも、私は私と陽菜乃を
大切に大事にしてくれる
悠真を信じているし
愛している。

あの日······
陽真君が来てくれた時
また、ひどい事を言われる
もう、私達に関わって欲しくない
と、何度も思って
何度も願った。

だが、ベッドに眠る悠真の
あまりの変貌に
この人も苦しんだんだ·····と
この人も辛かったんだ·····と
私には、陽菜乃がいたけど
悠真は、一人で戦っていたんだ····と
思う···と····たまらなかった。

悠真のお父さんからされた事
秘書の林さんに言われた事は
私の胸の中から出ていく事もなく
許す気持ちにはなれない。
だが、悠真、陽真君、お義母様は、
もっと辛い気持ちを
抱いているだろう
だから、この人達に寄り添いたい
それだけを思っている。

悠真達のお父さんが···
林と言う秘書の人が···
今、現在どうしているのか知らない
お義母様達は、知っているのかも
知れないが·····
私は聞くつもりもないし
お義母様も話さないと思う。

今後何かあれば
悠真から話があるだろう
そう思っている。
< 59 / 65 >

この作品をシェア

pagetop