「やっぱり。かなり腹黒だよな。姉貴もやっかいな男につかまったもんだ」

「え? なに? どういうこと?」
何やら不穏な空気に私は慌てて火を止めてその場に駆け寄る。

「なんでもないよ。姉貴。光輝さん、姉貴をよろしくお願いします」

「言われなくてもわかってる」
さっきまでの空気とは違う光輝さんに、安堵しつつも何が何かわからない。

男同士にはなにかあるのだろうか?
頭のなかは?だらけだが、光輝さんを送り出さなければと、私は朝食をテーブルに並べた。


にぎやかな食事を終えると、二人で光輝さんを見送る。