君に決めた💖-――音楽🎶楽団-――

第五章 告白(相思相愛)

―――あれから、半年―――
クラリネットを吹くに辺り、余程上手くないと、楽団には入れない。だから、タコができる程、練習を重ねて行った。ピアノのドレミファソラシドと、クラリネットとは違う。クラリネットだと、音階は一緒だけど、音としては、レドシラソファミレと言う。誰もが好きでもあり、川中誠人はモテていた。石井美紅と言う女性は浮気性ではなかった筈。だけど、安中浩紀とは恋人関係であり、2人は相変わらずであり、吉田由佳は二人を見ながら、何やら考え込んでいた―――。
クラリネットは重要であり、伴奏の役目をする、トロンボーン奏者になり、とても恰好良い音色が聞こえてくる。トロンボーンも吹いてみたいし、彼女は、吉田由佳は一生懸命二吹いていた。那津と一緒にトロンボーンを吹き、トロンボーンの中で格好いいし、優しさを兼ね備えていた―――。
彼女はボンッと、顔を赤らめると、ポンポン、と頭を撫でていた。ずっと好きで居たい物である。
クラリネットは今、スクーティン・オン・ハードロックとミスサイゴンを演奏してくださった。どれも吹奏楽部での有名な曲でもあり、音楽は自分にとって命でもある。吹奏楽部で一番上手いと、言われている。彼女達は、石井美紅と武田真紀は安中浩紀も張り合っている。安中浩紀は石井美紅を取り戻したいようだ。しかし、彼女はセフレはもう飽きた、もう会う事もないだろう?―――。
川中誠人がクラリネット貴公子から、王様になる時が見つかり、周りから持て囃されていた。貴公子、否、王様の誠人は照れ臭くなり、『―――良く・・・やったわね・・・』と、大爆笑された。
『―――貴方・・・良く・・・頑張った・・・貴方も・・・これから、宜しくお願い致します。』
川中誠人と武田真紀は顔を見合わせており、指揮者と監督に向き直った。それから、真紀はじわっと涙が頬を伝い、『ありがとうございます・・・本当に・・・ありがとうございます。』と言う。
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