目覚めた場所は、ホテルのスイートルーム。

目の前には、一夜を共にしたかもしれない男。 




「あ、あなた誰ですか?」

「誰ですかって、ひどいな。
俺達、昨日の夜、結婚の約束までした仲なのに」

***


「またね、ハナちゃん」

優美に微笑むその男は、

私の左手薬指に

婚約指輪を残していった。


11/22〜

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