二十七歳のお局OL、白沢茜(しろさわあかね)はいつも面倒な仕事を回してくる「能面課長」本庄に頭を悩ませていた。
休憩時間のベルが鳴るとなぜか決まって呼び止められ、雑用を言いつけられるのである。
そして誰も居なくなった食堂で、離れた席に座る本庄と食事する事になるのだ。
けれどある日、その本庄課長と苦手な地下倉庫で二人きりになり、能面と呼ばれるほど表情の無い彼の意外な一面を知ることに。
次の日にはまさかの食事に誘われて―――?

無表情な顔の裏に隠されていた激情に、茜は癒やされ絆され、翻弄される。

あらすじ

白沢茜(しろさわあかね)二十七歳。

彼女には、最近腹立たしく思う事がある。

それは本社から異動してきた上司の事だった。

「白沢さん」

呼ばれて振り向けば見慣れた『能面』顔。

「……なんでしょうか。本庄課長」

「お昼の休憩、少しずらしてもらえないか。頼みたいことがある」

またか、と嘆息する茜を見つめる瞳は無表情に見える。

けれど……?


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