人気作家だった25歳の三吉明奈は、とあることが原因で自堕落な生活を送っていた。

なにもかもに疲れて果てた挙げ句に、ふらふらと外に出た拍子に車に跳ねられてあっさりと人生を終えてしまう。

しかし次に目が覚めると……。

〝爆死〟という烙印を押され、半年で配信終了という結末を迎えた自分のシナリオ。ラブマジックストーリア。

通称【ラブリア】の世界にいた。

「え、ど、どういうこと? しかも私がエマ……!?」

さらになんとヒロインではなく、
悪役令嬢エマ・ルーヴェルに転生していた。

【生理的にエマが無理】
【ヒロインが可哀想】
【早く○ね】

エマは性格が悪すぎてユーザーから嫌われまくっていた。そのせいでゲームが爆死したと言っても大袈裟じゃない。

みんなヒロインが幸せになる展開を望んでいた。
手厚い障害はいらない。虐げるだけの悪役もいらない。

だったら私は、私は……。

「これはシナリオを書き直すチャンス?」

果たして幸せなエンディングを迎えられるのかーー?




《2021年1月26日/完結、公開》


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