「彗星山に来れば、武器を鍛えてもらえるって話は、やっぱりデマか?」


リヴェルトが1番気になっていること


「……なんとも言えないわね。そんな真実はないから、ここに人を誘き寄せるためのガザルシェルトの撒いた噂」


やっぱり…そうなのか
リヴェルトも悔しそうに下を向く。
ここに賭けていたもんね


「でも、強くはしてあげれる。聖女の力があるから。それをガザルシェルトは狙っている」


聖女の力か
フランと似たような力ということよね?


「フランはこの世界のバランスを維持するために、常日頃、力を限界まで引き出している。でも私は、この山を守ることにしか力は使っていない。

余ってるのよ、力が。
フランと比べれば小さな力だけど、あなた達を強くすることはできる」


「ほんとか?」


リヴェルトの顔に笑顔が咲く
でもね…
代償なしで力は得られないでしょう


「あなたはよくわかってるのね。そうよ。力なんてものはあげれるけど、あなたは何を払ってくれる?」


大きな力を望むなら、それなりの報酬はわたしにいただけるのかしら。

カナンからものすごい威圧を感じた


でもリヴェルトは、リヴェルトだった